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雫石 男助山

トレッキング

雫石 男助山コース

鶯宿温泉地区そば畑からの男助山

主な見どころ・楽しみ方

男助山登山口はケッパレランドの駐車場の奥にあり案内板があるためすぐわかるが、季節のせいもあってか若干草被りがあり入りにくい様相だった。
早春や秋は問題ないだろうし、整備もされているとの話をよく聞くので問題ないと思いたい。
しばらくは作業道のような朽ちかけた林道を歩く。

男助山登山道

男助山登山道

林道なので傾斜はゆるく歩きやすい。
林道の終点が旧登山口で標高は500メートル。林道自体は車が通れる状況ではないのでルート上の標高差ではちょうど半分、距離では3分の2ほどになる。
ここから傾斜が一気に増すが、適度なジグザグで登るので問題ない。傾斜はかなりきついが、杉の植林地のためか作業道的なルートが大半になる。
それでもところどころ急なところや道が狭いところもあるので注意が必要だ。
杉林が途切れるところに稜線上にでる。

男助山急登箇所

男助山急登箇所

稜線上に鶯宿方面分岐と、その先に新道旧道分岐がある。
新道旧道分岐は南側に開けており雫石平野の展望がある。

新道分岐点

新道分岐点

山頂はその先のゆるやかな稜線を進んだところにあり、広葉樹に覆われた静かな山頂だ。
男助山山頂近くブナ林

男助山山頂近くブナ林

男助山山頂

男助山山頂

広く開けていて三角点と小さな獅子の頭の石像があるくらいだ。
男助山山頂付近獅子

男助山山頂付近獅子

展望はないが独特の雰囲気のある頂上だ。
下山は鶯宿温泉口へ向かう。
鶯宿温泉ルート分岐まで戻り下山開始。
このルートは鶯宿温泉に近いところまで直線的な急傾斜地が多いうえに、登り返しも多い。
下りも登りも大変なルートだ。
ただし、ルートの大半は天然の広葉樹の森で、樹種も豊富であり秋の紅葉はかなり期待が持てる。

鶯宿温泉側下山ルート

鶯宿温泉側下山ルート

直線的なルートは紅葉の時には逆に見ごたえがありそうだ。
紅葉のトンネルも期待できるかもしれない。
このルートは先にも述べたが登り返しが2回あり、里山というよりは通常の登山として計画したほうがいいだろう。
装備も体力もしっかり持って挑んだほうがいいルートだ。
鶯宿温泉が近くなると、傾斜も増すがさすがにジグを切ったルートになる。ただし、石や岩があり歩きにくい箇所もある。
杉の人工林に入ると温泉は間近だ。

鶯宿温泉には何軒かの温泉旅館があるが、日帰り湯もやっているところがあるのでお湯をもらうのも楽しみのひとつだ。
鶯宿温泉街街中

鶯宿温泉街街中

しかし今回はまずは車をとめた登山口まで歩いて戻ることにした。
御所街道を盛岡方面へ歩くが、鶯宿グラウンド付近から男助山が大きく雄大に見えた。

鶯宿町営グラントからの男助山

鶯宿町営グランドからの男助山

この先で右手の小道に入り男助山の裾野に広がる田園地帯の雄姿が見え、女助山も黄金色いに色づいた田んぼの先に嫋やかな稜線を広げている。
里山の魅力は山中だけでなく、裾野の田園も歩き、里の風景全体を楽しむことにあると思う。

023年9月11日
距離 17.3km
山行 2時間09分

10:51 ケッパレランド
11:28 男助山第一登山口 ~11:32
11:34 新道分岐 ~11:42
12:08 鶯宿分岐
12:10 男助山山頂分岐
12:20 男助山 ~12:24
12:42 男助山山頂分岐
12:43 鶯宿分岐
13:33 ウグイス坂
13:50 男助山登山道(鶯宿温泉側)入り口
13:50 けっぱれランド

Photo by Kazuyuki Takahashi

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